中条瀬雅@電子書籍作家

*マリクロ|電子書籍総合出版社 作家ブログ*
<< October 2017 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>

スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

- | permalink | - |

帰国

店で働いてくれていた唯一の外国人スタッフさんが
来週、帰国すると言う

非常に優秀な人でもの凄く頼りにしていただけに
抜けた穴は大きくてこれからのフォローがいかに
大変か先が思いやられる

けれど彼女には国へ残して来た一人娘と両親が
居て、彼女にもしも何かあればと非常にご家族が
心配しているので仕方無い

「心配は無いとは思うんですけど」

申し訳無さそうに言う彼女へ
自分のメールアドレスに
「日本の状況を教えるので
連絡下さい」
と書き添えて渡して見送る

何事も無い、と言い切りたいけれど
今は確かなソースが何も無い

だからあの後、一体どうなったのかを
まだ情報の制限が続く場所へ戻る彼女に
教えてあげたい、そう思って

とにかく今、東京に居る以上、
そこで店を営んでいる以上
動けないのでやれる事をするしかない

色々と案ずる事は多いけれど
表向きには出さずに居なくてはいけない

それは皆も同じだろうから

東日本大震災 | permalink | - |

年齢

 新聞を広げると亡くなられた方のお名前や
年齢が書かれており、そこにまだ幼いお子さんが
記されているのを見つけ、胸が痛む

もうすぐ小学一年生になるであろう六歳の子
生まれて間もない0歳の赤ちゃん

空しさで一杯な私の耳へ届く息子の言葉

「ぼきんしてもいい? 」

そうだね、出来る事をしようね

そして祈ろうね

消えて行った小さな命にも
今、命がけで皆を守ろうとしている人々にも
東日本大震災 | permalink | - |

大規模停電

 大規模停電の恐れがある為
6時までの営業となり、
急いで家へ戻っている途中
電車の窓から眺めた新宿は
灯りが全て消えていました

昔の夜はこうでしたね

24時間体制で営業している
店なんかどこにも無かった

年中無休、24時間営業の
巨大商業施設も無かった

この地震に伴う停電で日本が大きく
変わるのではないでしょうか

夜遅くまで働く人が減る分、
ワークシェアリングが進むとか

エネルギーや物の無駄遣いを
控えましょうという言葉が
嘘に聞こえなくなるとか

夕べ回避出来た大規模停電の
恐れはまだまだ続きます

なので自分も気を付けて家中の電気を
消し、不要なコンセントを抜きまくり
節電に協力中です

東日本大震災 | permalink | - |

販売の現場

 大震災の当日夕方・翌日を休業し
店を開けてからというもの
連日忙しさに苛まれております

隣接するスーパーの商品入荷数も
物流拠点の被害やメーカーの停電による
稼動不能な状態が続き、どうしても
少ない為、実家のような個人商店で
日頃買い物をなさらないお客様も
大勢いらっしゃいます

政府からは
「被災地へ物が送れなくなるので
 買い控えを」
という通達が出ていますが
しかしながらお客様の危機意識には
なんら変わりはありません

悲しい忙しさの代わりに
出来るだけの事をしようと
中条は考えています

例えばレジ袋を差し上げた
お客様には募金をして頂いたり、
非常時に得たお給料を自らが
募金する等

物資を送ろうにも主に生鮮やお惣菜を
扱う店なので輸送が難しく、
また受付もしていただけないでしょう
だからその代わりに少しでも出来る事を
しなければ

比較的被害の少ない東京に
住む者として出来得る限り力に
なれるように

東日本大震災 | permalink | - |

祈る事、動く事 灯りの無い街から

 昨日と同じ日は無い

それは希望を持つ為の言葉として
今まで捉えていました

でも今は違う

昨日と同じ安寧な日は無い

そういう風に考えています

日に日に増える被害に遭われて
命を落とされた方の数

失って苦しむ人の数

そんな状況の中、実行された輪番停電

いつもと同じ通勤電車が運休しており
それでも通勤しなくてはならないので
地下鉄で倍の時間を掛けて出勤

どんなに混んでいても皆さん
互いをおしのけたりはしませんし
順番をきちんと守っていらっしゃいました

昨日と同じ日は無い

同じ時間に電車が来ないのも
止むを得ないし、停電も当然

被災地に少しでも灯りが届くよう
首都圏に居る以上、もっと努力
しなければ

そして気がかりな原発もこれ以上、
被害が広まらずに終息へ向かうよう
最悪な意味で昨日と同じ日は無いという
言葉を口にしないで済むよう
祈っています

東日本大震災 | permalink | - |

灯りを考える

 地震発生から二日半が経過し、
職場である商業ビルも営業再開を
迎えました

やはり食料品や日用品を求める
お客様は多く、実家の店も保存の
効く食品を購入される方が多く訪れ
慌しく働いていますが、やはり
こうした状況の中、なかなか笑顔で
お客様をお迎えする事は難しいです

スタッフさん達も不眠状態が続いていたり
被害の大きかった場所にいらっしゃる方と
比べてそう重くはないものの心的疲労が
見られたり

そして肝心の商品の配送も、
製造工場側での被災や
原材料確保が難しい為
滞りがち

繁盛していても決して
喜べない状況です

家を失い、家族を失い
不自由極まりない避難生活の中
食料も不足している方々を思えば
正直、辛い忙しさで

また今日、勤務しているビルが2時間繰上げ
閉館となりました

電力の消費を抑えるための措置なので
止むを得ない事ですし、またこれまでの
電気消費量を考えると今のままの東京で
いいのかという憤りを感じます

有名な繁華街を電車の中から窓の外に眺めた時
今日も煌々と光るネオンサイン

24時間営業の施設・店

眠らない街と言われる東京
こんな事態の中、存分に電力を
消費し続けていいのでしょうか?

こんな時こそ全てが協力し、
灯りも無い中、不安な生活を送られて
いる方々に少しでも電気が届くように
必要の無い灯りを消して欲しい

東京に生まれ育って、早何十年

本当に恥ずかしい限りなので
手始めに出来る事として我が家と
職場の電気を必要最低限の消費に留めるよう
気を付けて行きます

また、これを機に皆の
夜の過ごし方を社会的に考えて
くれるようになれば良いと思います

子供の頃、東京はコンビニもスーパーも
アミューズメントも夜中まで営業なんか
していなかったのですから
東日本大震災 | permalink | - |